オホーツク海に面した網走市
世界遺産の知床半島西側に位置し、網走と言えば映画でも有名な網走刑務所がある。
現在の刑務所は、新しく建設されたもので、古い刑務所は観光用として修復され網走監獄として
保存されています。
明治になり自由民権運動が盛んになり国事犯が全国的に激増し、過剰拘禁となり、政府はこの状態を
解決するために徒刑、流刑、懲役12年以上の者を拘禁する集治監を北海道の地に求め北海道に5箇所
の集治監が誕生した。明治23年網走と旭川を結ぶ中央道路開削作業のために当時631名の網走に
1200人の囚人と看守173名が送り込まれた。網走監獄の誕生である。過酷な労働により囚人及び看守も多くの命が失われながら、北海道開拓の先兵となったのである。
網走刑務所は、映画「網走番外地シリーズ」で有名になり、凶悪犯を収監する北の最果ての監獄として
知られるようになったが、現在はB級(8年以下)の刑務所であり、凶悪犯は収監されていないようで
ある。
厳寒の2月頃には港湾の岸まで流氷の接岸があり、3月上旬頃まで
漁船は陸揚げされて漁はお休みです。写真の遠くに見える山が知床半島の付け根にそびえる斜里岳です。写真撮影が上手くなく済みません。
オホーツク海に面して網走湖があり、観光ホテルなどがありホテルから網走湖が眺望できます。
網走の近くには、周囲90km北海道最大のサロマ湖があり、湧別町佐呂間町カーリングで有名になった常呂(ところ)町に接する湖はオホーツク海と繋がっている。
湧別町には、水芭蕉の群生地があり、春は見渡す限りに白い花が咲き乱れ訪れる人の心を癒してくれます。
網走周辺で最寄の空港は、女満別空港です。女満別の隣に大空町があります。大空町東藻琴には芝桜の大きな公園があり大勢の観光客で賑わいます。芝桜はよく見かける桜色ですが、白い芝桜も綺麗です。