この曲の題名は:歌曲集「白鳥の歌」より「セレナーデ」です
歌曲集「白鳥の歌」より「セレナーデ」 フランツ・ペーター・シューベルト 1797-1828 オーストリア 歌曲集『白鳥の歌』の第4曲 シューベルトのリード(ドイツ語による鍵盤楽器伴奏 付き独唱歌唱曲)の中で最も有名なもののひとつです 『白鳥の歌』はシューベルトの死後半年経った 1829年5月 に、兄フェルナント・シューベルトの 計らいでハスリンガー社から出版されました。 シューベルトがこの世を去った年の8月に精力的に 作曲されたレルシュタープ詩の7曲、ハイネ詩の 6曲のリードと10月に入って作曲され彼の最後の曲 ではないかと想像されるザイドル詩の≪鳩の使い≫ の計14曲がまとめられています あまりに有名なその旋律は、哀愁を帯び、 優美で静けさを秘めています 実はレルシュタープはこれらの詩を他のものと 一緒にベートーベンに作曲を依頼していました。 ところがベートーベンは目を通す間も無く亡くなって しまったのです。 ベートーベンからシューベルトがこの7つの<歌曲を 連作歌曲に組み込もうとしていた事は確かなようです ・・・・ラインムジークより・・・・